Special Interview

 

 

極上の柔らかさと、軽量感を兼ね備えた至高のタオル

 

「育てるタオル」の株式会社英瑞(えいずい)代表取締役社長である佐藤昌子氏に、DCTgarden SHOPPING MALLのエグゼクティヴ・プロデューサーである中村正人がインタビュー。「育てるタオル」へのこだわり、そしてDCTgardenコラボアイテムの魅力について聞いた。

中村:僕は、家族を持っているという身もあるからでしょうか、いいバスタオルに出会うために、日々戦っていた状況だったんです(笑)。乾いた・乾かない、取り替えた・取り替えないなど、いろんな悩みが多くて、様々なものを試して来ました。そんな時に、ユニバーサル・ミュージックのスタッフの方でご家族が『育てるタオル』を製造しているお話を伺って、実際手にしたところ一目惚れしたというか。軽さと肌触りのよさに、一瞬にして感動したほどでした。

 「育てるタオル」とは、半世紀以上に渡ってタオルを製造し続けている佐藤氏の会社が、それまでの「知識」と世界初の撚糸技術であり世界7カ国で特許を取っている「スポンジーコットン100」を駆使して完成させたもの。口コミなどで話題を呼び、今では大手百貨店にも大きく取り扱われるほど人気になっている。

佐藤:大判のバスタオルって、重くて乾きづらいから洗濯が大変。でも、特に男性の方は大きなもので包まれるような感覚を味わいたい人が多い。バスタオルに関しては、二つの葛藤があると思うんです。この「育てるタオル」は薄くて軽く、速乾性にも優れていながらも、使い込んでいくたびにボリューム感が出て、リッチな気持ちになれるものに仕上がったのではないのかなって。

中村:薄いのに、豊かというバスタオルって、まさにコロンブスの卵みたいな感じですよね。それを可能にしたのが、スポンジーコットン100という綿糸だと思うのですが。

佐藤:これは、スポンジのように一瞬でお水を吸ってくれる吸水力があるのに、綿100%でできているので肌にやさしいんです。また毛羽落ちが少ないので、特に赤ちゃんにとってはよりいいものではないかと。

中村:赤ちゃんの頃に使用していたタオルって、成長してボロボロになってもずっと放さないことが多いですよね。「育てるタオル」は、使い込むごとにより良さが増していきますし、買い替えをした場合もすぐに同じ心地よさを味わうことができるから清潔さが保たれる。

佐藤:速乾性が高いので、部屋干しした際の「嫌な匂い」がつきにくいんですよね。さらに、もし糸が飛び出た場合でも、ハサミでカットしていただければ問題ありません。

中村:これはホテルでは置けないタオルですよね。

佐藤:ホテルのタオルは、殺菌をしっかり行わなくてはならないので強い洗剤を使用してしっかり洗濯されています。ですので、がっしりした重いタオルが多いですね。この「育てるタオル」は同じように洗濯されてしまうと傷みやすくなるので、なかなかホテルでは扱っていただけません。ただ、ボリューム感のあるホテル仕様のような使用感を、自宅でたっぷり体感していただけるのが、この大判バスタオルなんです。大判なのに、洗濯が楽。柔軟剤は使用しなくても柔らかく保てます。もし香りつけをしたい時は、ほんの少量で十分ですよ。

中村:一生使用しようと思えばできそうですよね(笑)。家のタオルを全部これに替えてもいいんじゃないかってくらい。 

 


こだわりを散りばめて、贅沢なバス・ライフを提案する「DCTgarden × 育てるタオル」 

 
 そして、今回DCTgarden SHOPPING MALLで展開する「DCTgarden × 育てるタオル」は、このサイトでしか手に入らない、こだわりが詰まったスペシャルな「逸品」。

佐藤:DCTgarden SHOPPING MALLでは特別にスミレ色を展開させていただきます。今まで出したことのないカラーなので、何度も発色を確認して、いくつかのサンプルを中村さんにご提案した中から、選んでいただいたアイテムになりますね。

中村:スミレ色は、吉田美和さんのイメージカラーなのでお願いしました。この色は、発色次第で派手になったり、地味にもなってしまう。そのどちらにもいかない、理想的な色を出していただき感謝しています。また、タオルの真ん中に、フックで吊るすことができるループを付けているのもポイント。欧米ではタオルをフックに引っ掛けておく習慣があり、その方がお洒落にも見えますし、日本の限られた住宅スペースを考えたら合うのではないかと思います。

 「DCTgarden × 育てるタオル」には、旅先などの荷物入れにも使えそうな特製の巾着袋を封入、またタグを商品に縫い付けていないのも特長だ。使用する際に糸をハサミで切る手間が省け、間違って生地を傷つけてしまう恐れも薄く、さらにはエコにもつながり、すぐに使用できる。生活スタイルに細かく配慮されたアイテムと言えよう。

中村:ひとつのものを長く使用するということも、エコにつながると思うし、そうしたくなるアイテム。これをきっかけに、生活環境をよりよくするものを、色々とご提案していきたいですね。

 

文:松永尚久
ライター、エディター。ファッション誌のカルチャーページ、国内外
ミュージシャンのインタビューやライナーノーツの執筆を手がける。


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